人生クソ怯み

ワクワクのもっと先へ物語は続いていくんだ twitter→@solf_poke

"""元"""逆張りオタク、STEINS;GATEシリーズを視聴する

逆張りオタク、そんなにメリットないぞ

 

 

流行の最先端を征く男、ソルフです。

タイトルの通り、大人気作品「STEINS;GATE」のアニメシリーズ(無印、映画、ゼロ)をようやく見ました。今回はその感想記事です。

 

 ※自分語りフェーズ(感想はもうちょい下)

そもそもこのSTEINS;GATEという作品(のアニメ)、自分が中二病真っ盛りの時期にやっていたアニメなので視聴していればほぼ確実にハマっていたであろうアニメなのですが、当時の自分は見ていませんでした。

2010年代前半の時期といえばFate/Zeroまどマギ禁書目録(超電磁砲)などなど中二心をくすぐるような大ヒット作品がいっぱい出ていた頃なのですがそのどれも自分は(放送当時)見ていなかったのです。

タイトル詐欺で申し訳ないのですが私G-ソルフ、おそらく逆張りオタクだったことはありません。これらの作品、どれも面白いものだろうと思ってはいたのですが"""作品を認識するタイミングが遅すぎた"""んですよね。

当時の自分は「ガンダム最高〜〜〜〜〜」「やっぱ設定が凝ってる宇宙世紀モノは面白いンゴねえ〜〜〜〜〜〜」などなど設定・世界観と言った方向に中二病を発揮しつつも、目に付く地上波のアニメといえばラノベ原作系ブヒつき萌え萌えアニメばかり(これゾン、バカテス、ISなどなど)。

学校やTwitterのTLで萌え萌えではない方のアニメの話が盛り上がる頃にはもう作品は中盤に差し掛かっており、「は?チェックしてないんだけど くそじゃん 知らんわもう」の顔つきになることが多かった、と。作品を認知した時点で面白いであろうことはわかっていたので決して逆張りオタクではなかったのです。

 

で。ミーハーを自称するほどに流行を追えるようになった今、かつての自分との決別「当時流行ってた作品を消化していく」というムーブを行うようになりました(1年くらい前から)

その流れで今回、ついに2010年の名作アニメ「STEINS;GATE」を見ようという気になったわけです 以下感想。

 

STEINS;GATE 感想

中学の同じ部活の友人がドチャクソハマっていたこともあり、電子レンジがどうのマキセクリスという人物がかわいいだのどうのこうのという話は知っていたのですが、これを見ててまず真っ先にでたのが

 

あんなにバイオレンスな作品だとは思わなかった

 

これに尽きますね。鳥お前こんなん毎週見て笑顔になってたのか…(悪い意味ではない)

シリアスそうなシーンは前半にもちょびちょび出てはきましたが、決定的に「ああ、そういう作品なのね」となるラボ初襲撃時〜まゆしぃ2回目の死亡シーンはマジで衝撃的すぎてビックリしました まゆしぃが何したって言うんや…

あとはバイト戦士が未来から来たことが発覚した後の話がめちゃくちゃ泣かせに来て、直後に失敗した失敗した失敗した→Dメールで引き留めないようにしよう の流れがあまりに鬼畜で言葉失いました。サブ目的とはいえせっかく親父のことが分かったのにその結果があれってお前…。β世界線からのバイト戦士はちゃんと親子の認識があったので(世界大戦が起きてるので全く良くはないのですが)ちょっと安心

そして紅莉栖があまりにいい嫁すぎる。強く当たりこそすれど毎度タイムリープしてくる岡部のことを信じるわ、親身になって協力してくれるわ、岡部の精神的支えすぎるわ…そりゃ岡部も惚れるもんですわ(こなみかん) ただアニメしか見てないのでなんともいえないんだけど紅莉栖が岡部に惚れるところの理由浅くね…?というのが率直な感想 ゲームやれば認識変わるのかなあ

その上で紅莉栖が岡部の背中を押して、紅莉栖を切り捨てる決心ができたっていうのもかっこよかったっすね ただその後の救えるかもしれない!→自分が殺したんだ の上げて落とす形がマジでキツすぎて顔引きつった

で、そんな誰でも心折れるようなところでまゆしぃが岡部をひっぱたいて立ち直らせるの、実はまゆしぃって心の強い女の子だったんだな…と。

 

あと世界線が変わったときにopが変わるの、ありがちだけどガチでアツいっすね…

 

負荷領域のデジャヴ 感想

主人公の周りの人間が主人公の軌跡を追体験して一番の共感者になるっていう展開、死ぬほど好きなんですけどまさにそれで笑顔になりました。しかも紅莉栖が本当に尽くすタイプで涙が出る…。

ぶっちゃけ話の全てを理解できたわけではないんですが、シュタインズゲート世界線での岡部の存在を確立するために鳳凰院凶真の始まりを紅莉栖に書き換えた感じ?

というか世界線が変わって記憶が消えないのはリーディングシュタイナー持ちの岡部だけ、っていうんではなく残滓的にそれぞれの記憶の片隅にも残ってはいる、っていうのが明言されてビックリ。なるほど…。

酔った紅莉栖が可愛すぎる。あと鳳凰院凶真の立ち振る舞いを真似る紅莉栖が可愛すぎる。というか全編通して可愛い…。

 

ゼロ 感想

 どうやらシュタゲ無印、再配信時に分岐したっていう話らしいんですが見れてないのでなんともいえないんだけど「シュタインズゲート世界線目指そうとしたけど紅莉栖殺害して心折れたまま終わった話」って理解でいいんでしょうか 多分そこからゼロに派生するんですよね?というかその配信自体ゼロのための一挙放送みたいな感じだったんやろなあ どっかで見れないかな

鳳凰院凶真がすっかり引っ込んじゃってマジでただのイケメンになってて草 いやめちゃくちゃ可哀想な状態なんだけど

先輩もアマデウスも可愛いって言う話もしたいけど何よりも、岡部の精神力が凄すぎる。タイムリープ3000回繰り返して2011年まで遡ったのがあまりにヤバイ。そしてそれを毎回、常に支え続けたのがアマデウスっていうのも非常に感慨深いですね…。

教授の理解力もぶっ飛んでるけど岡部の状況把握力がやっぱとんでもなくてすごい。タイムマシンが消えるのを観測することが必要だったり、自分が体験したことを変えずに事実を変えちゃおうって発想にたどり着けたり、まあやっぱり紅莉栖やダルとは別の方向性で頭の切れる人間なんだな…って思いました 

ただちょっとまだ理解がいってないところがいくつかあり、かがりが大人になった状態で2026年に辿り着いてたけど、この世界線では幼少かがりはタイムマシンに乗らないのか、そしてゼロ序盤のβ世界線バイト戦士は一回失敗することを知っていたのか、ビデオメールが再生できることも知っていたのか?この辺りが実は全く理解がいってないです…。ちょっとその辺り有識者がいたら解説していただきたいところ。

 

あと鳳凰院凶真が紅莉栖をクリスティーナって呼んでたのが「気恥ずかしかったから」っていうのがもうめちゃくちゃ悶えました。いや〜〜〜〜〜〜〜〜ほんともう

 

 

そんなこんな、作品自体が非常に難しいので「んん〜ここはどうなんだ?」っていう点もいくつかありましたが、いずれの作品も絶望->最後の巻き返しがきちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜の感情になってめちゃくちゃ面白かったです!!世間で面白いって言われてる作品は履修し得。

 

 

 

次回 STEINS;GATEプレイしてみた に続く