ソルフです。タイトルが長い。そして内容も長い!
私最近Switchの「ダービースタリオン」にハマってまして。
言わずと知れた(だいぶ前の)大人気ゲームですが、このゲームが流行した要因として自由な配合による自分だけの最強馬作成があると思います。
この配合ですが、高いステータスを持った牝馬ほど生産する仔馬のステータスも高くなる傾向にあり、この傾向を利用して代を重ねていくことで強い馬を作ることが可能、というものなのです。
またこれとは別に因子というシステムがあります。各馬の先祖の馬には強いとされる能力ごとにこの因子が付与されています。そこでインブリード(近親配合、クロスとも)を行うことで先祖の血が濃くなり、該当する先祖の持つ因子が仔馬の能力に影響を及ぼします。つまりは強いご先祖様の血を濃くしていくことによって無茶苦茶な馬が生まれるということ(ただし体質的には弱くなる)
この因子は決まった馬にしか設定されておらず、自分で生産した馬に付与されるものでもないので代を重ねてしまう事で薄くなってしまいます。プレイヤー間で馬同士を戦わせるブリーダーズカップというモードがあるのですが、こちらで活躍している馬もおそらく大抵は3~5代ほどのもの。
さらにいうと仔馬の能力は同じ組み合わせの配合でもバラつきがあるため、適当に代重ねを行なっているだけではその積み重ねによる能力向上の実感があまりありません。この代重ねというシステムはインブリード抜きで本当に強い馬ができるのか?という疑問が湧いたわけです。
今回は上記のインブリードでない配合「アウトブリード」のみで馬を強化できるのか、というところを見ていきたいと思います。
ちなみにこの配合には配合理論というものがあり、ゲーム内で表立って出ているものとしては上記のインブリードに加えて「凝った配合(基礎能力アップ)」「面白い配合(勝負根性アップ)」「見事な配合(インブリード効果のアップ、デメリットの軽減)」「完璧な配合(見事と面白いの同時成立)」、そのほかにも「ニトロ配合(能力上限を上げる)」といったものがあり、この辺りを意識して配合することで強力な馬を生産できます。その辺りは各自で調べていただけると。
また、アウトブリードでもサイアーエフェクトという"先祖の因子のどれか一つの影響を受ける"といった効果が見込めるので、因子が全く関係ないかと言われるとそうでもないです。
ルールは以下の通り。
- 5代以内のインブリード配合禁止(アウトブリードでの配合を行う)
- 配合に用いる種牡馬は基本安定Aのもので、その時点で最大金額のものとする(仔馬の能力のバラつきを少なくする、及び上記の配合理論の狙って適用することを防ぐため。配合理論が適用されてはいけないというわけではない)
- 拡張できる施設は病院と温泉のみ(能力に影響を及ぼす施設は建てない)
- 厩舎は片山厩舎を選択、お任せ調教のみで育成
- 放牧、出走登録など基本調教師の指示に従う
- 放牧から戻すタイミングは基本最速(怪我等は促されるまで戻さない)
- 騎手は東or西の一番左上の騎手で逃げを選択 同率の場合は東を優先
- 牝馬セールや2歳馬セールは基本購入しない
- 命名規則としてその代で最初に生産された牝馬には数字系の名前をつける(代をわかりやすくしておく)
- バックアップを用いた仔馬厳選やレース内容厳選は行わない
〈達成条件〉
G1馬輩出
〈追記:第6回からの達成条件〉
2世代続けてのG1馬輩出
全ての馬が同条件になって能力値を比較できる、というわけじゃないけどこんなルールを設定しておけばわかりやすくていいかな。
それと、以上のルールを満たせば馬自体はいくらでも生産していいものとしようと思います。いつ途絶えるかわからないので各世代2頭は牝馬を作っておきたい…。
ひとまずはG1を勝ち抜くまでを一区切りとします。おそらく普通に能力は上がるし、どこかしらで上限にぶつかるのかな、と(そのためのニトロ理論なんだろうなあ これは試したことがないので何とも言えません)
というわけ始めていきます。
牧場名は「アウトブリードのみってつまりノー(ザン)クロスじゃん!?」ということでノーザンクロス牧場と名付けたかったのですが、長い名前は設定できないので敢えなくノーザンファームに。
↑生産馬のデフォ冠名はこんな感じに。グソクジュナイパーを信じろ。
最初にランダムで持っている繁殖牝馬は「インタープリター」。当たり前の話、初期牝馬はそんなに強力ではないです。
種付する牡馬を探しているんですが…この赤い字で表示されている馬は全部「インブリードが発生している馬」です。冗談だろ?
ようやく見つけたアウトブリードになる牡馬はめちゃめちゃ少ない初期資金にも優しい100万のシンボリクリスエス。値段にしてはダートも強くそこそこの馬が生まれそう。
受胎後1年すっ飛ばして待望の初代育成馬、ノーザンファーストが誕生。
上述の通り初期資金が絶望的に少なく、私がこれの前にプレイしていたデータではいずれもこの辺りのタイミングで借金を背負ってます。ということでこの時点でインタープリターはセリ登録しちゃいます。お前は青学の柱(暗喩)になれ
↑借金した上にさらに金を使い倒した†最強牧場†の末路
2年経過させて、入厩できるようにします。本来のゲームであれば運用のヒントになるので飼育員のお姉さんのコメントに常に注意しましょう。
ちなみにもらったコメントは以下の通り。
シンボリクリスエスのサイアーエフェクトが期待できますね。
2歳8月3週に新馬レースに出場。
なんと評価がグリッグリ。最高!!
当然のように勝利。あれこれもしかして一頭目からやっちゃいました?w
その後もう2勝しオープンクラスへ。厩舎のおっちゃんも調子こいて桜花賞に申し込むのですが
それはそう。
しかし3歳のマイルCSでは
気性だけですが◎をもらえてました。なお大敗。
ピーク時に挑戦したヴィクトリアマイルでもそこそこ印をもらえたものの勝てず。
結果、重賞は取れないまま引退となりました。しかしながら5勝、GⅢ最高2着GⅡ5着と序盤の馬にしては大健闘なのかなと。いずれの勝ちレースも1200~1400だから速力のサイアーエフェクトが活きたのかなあなどと思ったり。
ただし(即放牧から戻してたのもあって)走るたびに放牧する形になっていたのがなんとも。体質の弱さが出ちゃいました。
しかしここからがこのルールの本番。この初代の馬から強い馬を生産できるのか、が大きいところ。もちろんルール的に強い馬を産んで行かなきゃいけないのもあるのですが、一頭強い馬ができたからって次の馬でこけては借金の危機が迫るのです。1億5000万稼いでくれたんで大丈夫な気はするのですが…。
ということで次の代は…おっと、みんな大好きロードカナロア。ただしこのタイミングでこれを引くのはかなり痛い。大丈夫とか言ってたのが一瞬にして不安に変わりました。
ひとまず入厩馬がいないのでとっとと時間をとばして1年後。生まれたのは牡馬でした。
草無無 スカイザンクロスGX 340 このポケモンをベンチポケモンと入れ替えたのち、相手のベンチポケモンにも200ダメージ(ベンチは弱点・抵抗力を計算しない)
牡馬は牝馬より稼いできてくれるイメージなのでありがたいはありがたいのですが、残念ながら牡馬では血統をつなげません。馬柵を一定まで拡張し、対象の牡馬がG1を勝ってくれれば自家製の種牡馬とすることができるのですが、進行状況的にもルール的にも今回は稼ぎ頭としか使えなさそうです(種牡馬にしても牝馬も同じ系統のものである確率が高いため。検証としてのゲームが終わったらそのうち牝馬を買えるようにしてもいいかも)
この子のコメントはこんな感じ。
おっ、母似と言うことはまた速力サイアーエフェクトが来る可能性?アツい。ってか母親の体質不安が改善されてる!!
で、この子なんと…
GⅢ、GⅡをレコードタイムで勝利!なんと2代目にして重賞を取れちゃいました!GⅠのNHKマイルCも2位にまで食い込む好成績。これは強いぞ〜。引退する最後の最後まで放牧を勧められないのもよかったですね。
で、流石に牝馬が欲しいと言うことで裏でもう一頭生産していたのですが…
牡馬でした…サマーザンクロス誕生。
父似。ひとまずサイアーエフェクトは出てくれるみたい。ただいかんせん兄のようにバリバリ期待できるようなコメントがそれほどない。
で、体質の言及がなかったんですがこの子も母親と同じく1,2回の出走で放牧される形に。一応オープンクラスまでいったんですが、ピークがそれほどでもなかったので5歳手前で引退。微妙…。
ようやく出ました第2世代の牝馬。ノーザンセカンドです。
コメントは良し!!これは期待できるのでは?
結果は5勝と母と変わらず。重賞も勝てず、さらには母がオープンで3勝したのに対しこちらはオープン1勝のため賞金も少なく終わったという形に。一応母と同等の能力は維持してる形?コメントだけは確実にセカンドの方が優れてるのでよしとしましょう…。
育てた馬が全員安定してオープンまで行ってくれたおかげで、資金が3億を超えたのでひとまず経営危機は脱したのかなと思います。
次回は牝馬でGⅢ勝つあたりまで行って欲しいですね。行動がほぼ全てルールで決められているので施設拡張か祈ることしかできませんが…。
続く