人生クソ怯み

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ファンサービス天丼とリスペクト演出

すごい個人的な意見感想なので流してください

 

 

 

二次元三次元問わず、映像作品にしろ文学作品にしろ、「ん、なんかこの展開見たことあるぞ」「知ってる構図だな」というタイミングがあって、それが製作陣が意図的に起こしたものであるということが世に多くあると思います。

「あこれめっちゃエモい!!!!!!!」となるものと「は?」となるものがあるのですが、これなんとなく雰囲気伝わりますかね

 

1.ファンサービス天丼

前作登場キャラとか、それを模したキャラだとか、その血縁だとかそういった人物がお決まりの行動をする、セリフを言う(または匂わせる)やつ。長期シリーズモノにありがち。だいたいエモいです。文句なし。そういうのでいいんだよこういうのがいいんだよ

 

2.リスペクト演出

関係のある作品、製作陣が同じ他作品などのとあるシーンと似たような展開を作るやつ。1との決定的な違いは「ストーリー的にはマジでなんも関係ない」という点。この関係、関連性のなさがアウト。

ガンダムが分かる人だと「ラストシューティング」「頭と片腕持ってかれる展開」とかで伝わると思います。他のロボットアニメなんかでもやりがち。

ネタが分かる人だとニヤリとなることもありますが、なんというか製作陣の自己満に尽きる感がすごい。エモさを感じることはあまり多くはないです(キンプラのラストは激エモでした)

ネタがわからない人には気付かれない演出だろうしそんな嫌いじゃあないんですよ、嫌いじゃあないんですけどね といったところ。

スタッフの趣味で無理矢理取り入れたようなやつは嫌いです

 

以下(3~5)は他にもあるよねってだけで特に文句なし

 

3.パロディ

2と似てるものの、こちらはジャンルすらも違ってもう本当に何も関係ない作品が他作品のあるシーンと似たような展開を作るやつです。ギャグ作品にありがち。特にエモくないけどネタが分かると笑っちゃう。ズルい。パロディの匂いがするけどネタがわからないとググっちゃうのはあるあるだと思う

 

4.中の人ネタ

3の中でも若干1の要素が入ったもの。笑いをとりに行く意味ではこれらの中では一番強いかも。中の人がネタをやっちゃうのはズルすぎる。エモさはないです

 

5.お決まり

シーンごと、または展開の流れ自体がテンプレ化してるものです。個人的にポピュラーなものだと(前情報も無しに新しくアニメ見始めたら)主人公唐突に死ぬ→異世界転生→最強!みたいな。エモいとかじゃなくデジャヴの感じ方が1〜4とは完全に別枠。流行りの展開。売れるらしい。本当?

「〜立ち」みたいなのはこれに該当するかも。かっこよさ、たくましさなんかを重視、追求した立ち姿ってやっぱ固定化されるものなんだろうなあ 

こうして考えるとこの辺は「何かしらの意味を持ってこの流れに行き着きました」「この意味を持たせるためにこのお決まりを流用します」なのかな 案外ラストシューティングも「作品や主人公の戦いの終わり」としての意味も含んで使いまわされてたりすることもあるのかな ほとんどないだろうなあ…

 

 

 

まあ何が言いたいかというと

 

 

そういう演出はちょびちょび大事に使うからいいのであって似たような展開をいろんなとこでバカスカ使うもんじゃない おめーのオナニーなんざ興味ねえおめー自身の作品が好きなんだ でも何かしら意味のある展開はオナニーじゃないからいいよ

 

 

そんなこと言いながら「自由な創作バンザイ(ガンプラは自由に作っていいんだ!くらいのノリ)」とも思う自分がいて葛藤

 

 

まあ売れりゃなんでもいいんですよね 完