※本記事は機動戦士ガンダムSEED、DESTINY、FREEDOMのネタバレを多分に含みますので視聴予定のある方はブラウザバックをお願いします
※感想記事だけ見てなんとな〜く把握しようとお考えの方へ: 残念ながらストーリーの全てを網羅する記事ではありません 見にいきましょう その価値がある映画です
ソルフです。
ついにこの日が来ましたね。(正確には昨日ですが)
劇場版ガンダムSEEDの上映…!!!!
平成が残した最後の遺産がようやく精算されましたね。エヴァも終わったし月姫リメイクも(月の表側は)出たし、もう平成に思い残したことはない…!!
このSEED FREEDOM、(観測した上では)見終えた全てのガノタが大満足していて、「そんなことあるか…?」と、正直疑いの気持ち半分で見に行きました。
なんせいい感じに終わったSEEDに続きを作った上、主人公は結局キラに戻すわなんかパッとしないというかモヤる終わり方だわ…いやまあモビルスーツはめっちゃカッコ良かったしルナマリアはエロい可愛いしミーアもおっぱい可愛いし全然良かったけど…みたいなイメージがDESTINYにあり。今回もまあ結局蛇足に蛇足重ねました〜みたいなそんな感じなんjそんなことはありませんでした!!!!!!!!!
ええ、そんなことはなかったんです。というか種死の全てが伏線だったとすら思える。こう繋がってくるならあれはあれでよかったんじゃないか???と。
DESTINYのあのデュランダル議長の「誰もが自分の役割を見つけられる世界」に対する「変わらない世界は嫌なんだ」というモヤッとした回答は、なんなら映画につなげる気満々の終わり方であって、本当は2年後に精算するはずだったんでしょうね。それを20年後に、今ならではの非常に高い映像技術でお出ししてくれた、と…。
あえて言いましょう。神であると!!!!!!!
議長が死んでからずっと思い悩んできたけど結局誰にも相談できなかったキラと、そしてそれを"""修正"""するアスラン。キラの心情を察して(た感じだけどおそらく私怨も込みで)アスランに食ってかかるシンとかね。いや本当に美しい画でしたね…。
ここから先は単純にアニメとして興奮したところをつらつらと書き連ねていこうかな、と。
この映画、正直そんなお堅い話だけではなく…なんというか、作品の根底のテーマとして「愛」というものがあると思うのですが…
- デスティニーSpecⅡとインパルスSpecⅡのデュートリオンビーム充電お裾分け
こんなんもうキスだろ
- ストライクフリーダム弐式とプラウドディフェンダーのエンゲージ(ドッキング)
こんなんもう!!!!セックスだろ!!!!!!!!!
セックスじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何見せつけとんねんクソが
ていうかモビルスーツ同士でデュートリオンビーム照射ってそんなことできるようになってんのかよ すげえなデスティニーSpecⅡ
シンの話題が出たのでそこにも触れると、やっぱあいつとんでもないバケモンだったんですね。コーディネイターより優れた人種〜なんていわれてるやつ4人相手どった上、あの波状分身攻撃。デスティニーのスペックと、それに噛み合いすぎるSEED発動後のシンの操縦技能(しかも本能的に動いてるので思考読んでも意味がないときた)、そしてシンの心を守り続けている番犬ステラがあってこその勝利。
「分身攻撃ってのはこうやるんだ!!!!」
マジで熱すぎる…。DESTINYの最終決戦でアスランが勝てたのはもしやシンが本能で闘いすぎたからだったり…?
それでいうとアスランもめちゃ強…というか途中カガリがリモートで操作してたくだり、カガリが善戦してた事実も凄いけど破廉恥な妄想するアスランやばすぎだろ…撹乱目的もあるんだろうけど案外わりといつもあんなんだったりします…?この…ムッツリスケベ野郎め!!
なんにせよパイロットの切り替わりがわからないほど息のあった戦い方は、言うなればゲッターロボにおけるチェンジのようなものなので、やはりアスランとカガリだからこそできる芸当でしょう。普通切り替わる時点で動きが止まったりとかするだろうしなあ…。てかお前そんなところからビーム出たの???凄いトドメの刺し方するね〜
そんでもってやっぱストフリ弐式、というかマイティーストライクフリーダム。あれは…すごいですね〜〜〜スーパーロボット的な強さを感じる…。
なんならマジで最強ガンダム論争に全然食い込めるレベルというか、(チェンゲの)真ゲッターとかマジンカイザーとか、あのへんと同系統の凄みを感じましたね。見たところ、広範囲ロック&電撃による苛烈な迎撃、そしてハイメガキャノンかと思いきやなんかよくわからん超範囲の切断(?)攻撃…お前加減というものがあるだろ…。
あの日本刀はフツノミタマというのだそうな。ガーベラ・ストレートが絡んでそうな兵器だ…。
とにかくこうして考えてみると、ファウンデーションの「遅かれ早かれオーブは殲滅対象」というのは全く間違いではなくて、なんなら正解だったんだなと。こんなん保有してちゃダメだろ…。
ちょこちょこ細いところも出していくと、前作とのつながりを感じさせる演出もよかったですね。「バジルール戦術」とか、サイやミリアリア、カズイが映るところとか。サイとカズイも何かしら喋って良かったんやで…???トール?トールもまあ、うん…出てたね…フレイもね…。
そしてアスランはやっぱ今でもニコルのことを大切に思ってるんだなあ、って…。「ニコルの戦い方」って表現するのめっちゃ好き それはそれとしてそんなミラージュコロイド乱用してええんか…???
前作、というかこれはガンダムとしてのアレですが、アスランがズゴック出てきたときのあのズゴック起立シーンがまんまファーストのオマージュでめっちゃ笑顔になりましたね それはそうと中から隠者SpecⅡ出てくるのギャグだろ ビルドバーニングすぎる…
パロディと言えばハロの中にヒゲつけて絶好調!!言うやつがおるのもなかなか反則では…???子安何やってんだお前
あとは…これずっと腹抱えて笑ってた(クソ迷惑)んだけど味方サイドにルルーシュおるのもずるすぎるでしょ めっちゃ早口でめっちゃ有能なの世界一面白い
そんなこんな、見所に溢れた本作。SEEDの映画がこんな笑顔で見られる作品だとは思わなかったなあ…終始面白かったです。料理中のラクス人妻感あってめっちゃいいとか、ラクス夫婦邸のキラからの電話で映るトリィめっちゃかわいい(As'まりあ先生の絵っぽい?)とか、かの不沈艦アークエンジェル轟沈とか、シンのラッキースケベふたたびとか、ムウさんの不可能を可能にふたたびとか、全てが終わった後のエンディングのSee-Sawやっぱ最高とか………正直まだまだ語りきれないけどひとまずこのくらいで留めておこうかと。
キラとラクスを中心とした愛のヒューマンドラマに、今だからこそ作れた(脳みそ空っぽにしても面白い)ド派手なアニメーション。SEEDという作品の終わり方として本当に良い締め方だったかと思います。制作陣の皆様お疲れ様でした、良い作品をありがとうございました!!
え、ストーリーだけ鑑みるとポップコーンムービーとは言い難いだろって?
まあそのへんは………コズミックイラ基準で言えばギリポップコーンムービーなんじゃないかな!!!!!!!!!!!