人生クソ怯み

ワクワクのもっと先へ物語は続いていくんだ twitter→@solf_poke

【まさか】それはとても静かに 誰にも気づかれずに…【引き込まれてる!?】

G-solf Advent Calendar 2021 | 12日目

 

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僕の居場所 その全てを

 

ソルフです。

昨年見たアニメの一つで、そこそこツボにハマったわりに特に何の感想も紹介も書いていなかった「銀装騎攻オーディアン」の感想記事を書いていこうと思います。

 

(こればっかりは紹介したところで誰も見ないだろうし、ネタバレ全開の感想でいいかなって…)

 

率直な感想

 

ムズい

 

 

仕方ない こればっかりは難しい…

最初はリアルロボット路線で飛ばしていき、戦争モノ特有のキャラクター曇り展開をやったのち中盤から急にスーパーロボット(しかも北欧神話ベース)をぶち込んでくるので頭がおっつかない。

急に、なんかこうこの世界の常識を逸したものを入れ込んでくるのよ。いやわかる。キャラクターに戦争の虚しさとか、殺し切ることの重要さをたたき込んだ上で、「このクソ虚無世界ぶっ壊せる力、ありますけどどうします?使います???」をやりたかったっていうのはわかる。わかるんだけどテンションの差が違いすぎて風邪をひきそうになるのよ

さらにいうと作品中盤から出てくる重要ワード「リメイク」「リメイカー」。これがめちゃくちゃムズい。

概念として、見た感じ「記録した人体のパーツや物質を再現すること」がリメイク、「リメイク技術によって生まれた人間そのもの」がリメイカーと。で、主人公の哉生 優(カナナセ ユウ)はこのリメイカーにあたるものらしいんだけど、それが正確には「人間」と「コンピュータ上にリメイクされた人間」との息子である、と…?

そして主人公の友人、ウォルフが中盤でロキというデカブツマシンに取り込まれてラスボス化するんですが、その際に彼がリメイカー・クルトを名乗ったり…?(クルトは記憶を消される以前までの本当の名前で、元のクルト自身はちゃんとした人間らしいことが回想に出てくる ロキ内のリメイクされた人格データがウォルフを乗っ取ることで実質的なリメイカーになった…?)

とかなんかよくわからん話がどんどん展開され、途中から

 

「これはノリで理解するやつだな」

 

と思うようになりました。物語作りって、やりたいこと詰め込めばいいってもんじゃないんだねぇ

 

そもそも、

リガルドという技術者が死んだ妻ヒルダを蘇らせるためにリメイクという技術を考案

→リメイク技術を周りの権力者に危険視されて山奥に軟禁される

→山奥でもリメイク技術の研究を進めるものの限界が来る

→日本の技術者である正樹(優くんパパ)にリメイク技術とヒルダのデータを託す

→正樹がリメイク技術を完成させる、ヒルダの人格をリメイク

→正樹がヒルダの人格を孕ませる(!?)優くん誕生

→リガルドがそれを知って世界全部ぐちゃぐちゃにする計画を立てる(ロキ開発、自身の人格をロキ内にリメイク?)

→リガルドの息子(クルト)は何の罪もないので権力者に引き取られて記憶を消され、そのまま権力者の養子(ウォルフ)として生きる

→(だいぶ経ってウォルフが偶然?仕組まれて?ロキに搭乗)ウォルフの人格がロキに書き換えられ、暴走開始

NTRで脳みそどころか世界まで壊れかけた話だったりして草生えちゃった

 

このロキに対抗して作られたスーパーロボットであるオーディアンがめちゃくちゃ脆かったり(ゲロビ一発ぶっ放しただけで腕が飛んだり…)、主人公機ドラゴンファングが初見ほぼドラグナーだったり、ウォルフの声優さんがミキシンで大暴れだったり…とにかくツッコミどころに欠かない作品ではありました。何よりもオープニングが…

 

dアニメストアで配信してるみたいですよ(prime videoのdアニメチャンネルで見た人)

 

MAD動画だけ見ると超面白そうなんだよなぁ