人生クソ怯み

ワクワクのもっと先へ物語は続いていくんだ twitter→@solf_poke

お気持ち表明 〜UBW展について〜

ソルフです。

一人暮らしを始めてから体重が減る一方だったのについに太るようになってきたのでちょっとずつダイエットを始めました。今日の夕飯はすき家の三食チーズ牛丼特盛です(温玉はない)

 

さてさて。タイトルの通りお気持ち表明をしていきたいと思います。

つい先日、がんぽけのポンと一緒にUBW展に行ってきました。というわけでタイトルには書かなかったけど色々、もう色々…なんならホロウアタラクシアのネタバレまで入っているのでその辺り見たくない方は今のうちにブラウザバックしてくださいませ。

 

 

 

UBW展が開かれているのは大都会六本木…の少し外れ、ソニーミュージアム。大通りを抜けて、もちろん若者だらけは若者だらけだったんですが、なんだかその雰囲気がイケイケな感じからだんだん我々に似てきて安心感を覚えた頃、見えてきたこの案内幕。

 

 

 無修正おじさんがいるけどまあギリ特定できないレベルなのでお許しを…(いじるのがめんどい)

ぶっちゃけFate熱がかなり冷めてきていたので、ポンに「行くぞ」と誘われてもさほど情報を仕入れてなかったところにこのクッソ可愛い遠坂凛。忘れかけた熱を灯す。なるほど良いジャブだ。

前売り券をポンが買ってくれていたので特に並ぶこともなく即入場。ここで渡される特典がすでにもう情報量の塊。本展示のパンフ兼バチクソエモ小冊子、社長のアートマテリアル、メモリアルチケット(これしおりにできそう)。

 

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あらかわいい。

 

受付を抜けると奈須きのこ御神体コーナー。

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遊園地かよ

 

ワクワク感で溢れていたところに多少のズッコケ感(しかしセイバーのこの像は凛々しくて素晴らしくいい出来だった)に見舞われながらも次のエリアでは大量のオタクが待たされている。アトラクションじゃねえか、本当に遊園地かよと思っていたがもうなんかそんなこと思ってごめんなさい本当にごめんなさいって感じのオープニングムービーが始まって泣きそうになった。というかすすり泣いてるオタクがいてびっくりした。流れとしてはFateの各ルートにおける登場人物、UBWルートのざっとした流れをufo版アニメ、原作絵で振り返っていくというもの。名台詞とともに登場するマスターやサーヴァントたち。その最後にはバゼットまで出てきておふっってなった。このUBW展でなぜバゼットが出てくるかは後述。そして最後の最後、Fate/stay night15年の奇跡…という表示とともに。レアルタ・ヌアの“アルトリア”。

 

「おかえりなさい、シロウ」

 

ぼく「ミ゛゜」

 

ズルだろ。お前そこでアルトリアを出すのはズルだろ。動くんじゃねえよやめろ。もうやめろ…。

というわけですすり泣いていたオタクくん(ちゃん)がいてわかるなあとなった話でした

 

その後出迎えてくれたのはずらっと並ぶFGOのサーヴァントたち…

 

ぼく「あーね はいはい 大人気コンテンツだもんね」

 

と。年数。廊下を進むたびに遡っていく。Fateのオタクなので超速(約40秒)で理解した。これは歴史だ。その年の主要な活躍サーヴァントとともに記された、Fateという長く、大きなコンテンツの軌跡だ…!!しかもちゃんとその作品ごとの立ち絵だ。いやリソースの使い回しって言っちゃうともうエモくもなんともねえけどとにかくこれはそういうモノだ ンン〜熱い。

ちなみに廊下の片側がそのFateの年表、もう片側は型月作品のヒロインまとめ。staynightの3人+他主要作品のメインヒロイン(青子、アルクェイド、式)。スペース的に全員載せきれないのは仕方ないね。というかFateが大きなテーマの展示なんでね…。

なんと各キャラクターのなんかのイラスト(雑)の鉛筆ラフがあったりともうこの時点で興奮モノ。

 

進んでいくといわゆる「プロトタイプ」のFateのプロット。ノートに手書きされた、本当に一番最初のFateの冒頭、そしてその登場人物たちのイラスト(こちらも鉛筆描き?)が。ちょっと面白いな、と思ったのがかのセイバーvsランサーでのセイバーの一言「戦斧かも知れぬし、槍剣かも知れぬ」。これがすでに「ハルバートかも知れぬし、アクスかも知れんぞ」というセリフで載っていて、ああ、このジョークは表現として相当お気に入りだったんだな…と。歴戦の堅物かとおもいきやそんなハッタリめいた発言もできる凄みがある、というのはこの頃から構想としてあったんだなぁ…男だけど。などと思いました。

あと絵がね。すごくね、「あ、これ俺が生まれる前か生まれた頃のテイストだな」って感じの。切れ目で、髪バッサバサ。爆れつハンターあたりが近いかも。

↑参考資料

ちなみに主人公の服がセイバーの私服っぽくてふむ、これはやっぱりデザインが転じた感じなのかな、と思った。てかこの子すごく地味。綾香ちゃんリファインてレベルじゃねーぞ

 

きのこの本棚の再現がなされていたり、当時の制作環境が再現されていたり。本棚には様々な英雄伝が並び、「アヴェスターとか聞いて士郎がさっと知識が出てくるのもわかるわな…」と言った感じのものであるのにプラス、野球の本がいくつかあったり、お弁当に入れるさっと一品的なレシピ集が1冊だけ差し込んであったり。ちょっと安心したよね。あとレンタルマギカって三田センセが書いてたんだね…(全く知らなかった)(これも本棚にあった)

制作環境が再現された机の上には古めかしいPC(ハード面が弱いのでなんとも言えない おそらく富士通のもの)に、写っているのは一太郎、そしてstaynight内序盤のテキスト。缶コーヒー飲んで、柿の種っぽいサムシングを頬張りながらガシガシ書いてたんやろなあ。

 

ベンチャー気質漂う社内メンバーの自己紹介ボード。特にデザイナーの面々はただデザイナーとしての仕事のみでなく、スクリプト作成のサポートとかなんとか、営業とか、もうとにかく手広くお仕事をされているようで、自分も職種は違えどこんな風に色々携われる人間になりたいな…と思うものです。何か緊急の理由がない限り原則会社に泊まっちゃダメって話、当たり前の原則ではあるんだけど一番無理してそうな人たちがこれ言ってるの面白すぎて笑っちゃうんだよな なんだかんだ社長が慕われてるのも好き

 

ufo版UBWの展開、かなり深く奈須きのこが関わっていたっていうのが意外…いや意外かと言われるとそうでもない気もするんだけど。制作陣を信頼して任せるスタンスだと思っていたんだけど、超大事な局面はそうでもないらしく。

ポン「案外やりたいところは自由に指示出しちゃう人なのかも知れない FGOでも度々DWの人がヒィヒィ言ってるし」

たしかに。

展示で大きく示されていたのは「キャスターと葛木の関係性」「偽聖杯(ふえるワカメちゃん)」「倫敦編」の3つ。キャスターと葛木の関係性はこのubwのアニメが一番深く設定付けされていて、その細部にきのこ臭を感じるものだったのでふむふむそれはそうだよな、となった。聖杯はルートによって、さらに言えば同じルートでも各媒体によって表現が全く異なってくるシロモノ。さらに言えば、FGOにつながる“人類悪”というワードを引っ張り出してくる流れを作ったことを考えると、さすがきのこだな、と唸るばかりである。ちなみに各形態の姿それぞれに意味がありました。タイプ:ユスティーツァの出来損ない形態っていうのはあぁ〜となった(語彙力)(ワカメかわいそう)

倫敦編は文章量と熱量が凄まじく、これに応えられるufotableのスタッフやっぱバケモンだな、とヒシヒシ感じた。倫敦編に関しての話はこの展示より前に結構出てそうなのでわかる人も多いと思うけど、Fateという作品としてのひと段落をつかせて、かつUBWという物語を綺麗に終わらせるための、A案(士郎視点、Fateという物語におけるテーマがどういうものだったかを再確認するのが主)B案(凛視点で倫敦編を締めることでUBWという作品を完全に完結させる アーチャーのAnswerをより深いものにする)C案(倫敦編をバッサリと切り、士郎と凛の放課後などを厚めに描くことで二人のこれからを視聴者に予期させる)を練りに練った末のあの結末は、本当に鳥肌が立つ。ただこの辺に細々と書かれてる諸々のイベントも見てみたかった気はするよね(ワガママ)。

 

staynightやhollow、さらにまほよやエイプリルフール企画なんかの各CGのラフがマテリアルコーナーには載っていて、全くみたことのないCGもあって面白かった(こなみかん)キャスターがギルガメッシュに串刺しにされるシーンのCGとか、少なくともvitaのレアルタヌアにはなかった気がする。ひびちか周りはマジでわからん 誰か解説してくれたらおもしろかっただろうな

 

あとウオオってなったのが冬木市モデルのプロジェクションマッピングによるUBW+hollowの物語。名場面が正面で繰り広げられながら、手前側の冬木市ジオラマモデルにはその場所や演出が映し出されるといったもの。これがかなり複雑なジオラマなので一回でもその手の技術をかじったことのある人間ならお?おおお???となる部分だが今回はその辺りは関係ないので端折っておく。多分3Dモデル上に映像はっつけて綺麗になる形を2Dに展開して投射してるんでしょ(それはそう)(それにしてもだなぁ)

いやとにかく凛とのイチャコラ、アーチャーとの死闘、流れ出すエミヤ、ギルガメッシュとの最終決戦をあんな迫力でやられたらもう。もうね…ってなるところに。はいきましたFate/sn時空での本当に本当の最終決戦、hollow最大の名場面WARS。流れるbgmはもうFGOでもおなじみになりつつある名曲Outbreak。カレンたちが階段を登りきるその瞬間まで、迫り来る“終末”を必死に耐えしのぐサーヴァントとマスターたち。西と東を分断する大橋での必死の防戦、各地での激闘、そしてギルガメッシュネイキッド。大本命セイバーの約束された勝利の剣。この時ジオラマ上では獣たちが一掃されていく様がみられるんですが、セイバーの宝具がもうMAP兵器。流石にビビりますね。そしてそれぞれの道を行くバゼットとアヴェンジャー。もう一度hollowやりたくなりました。本当にいい作品作るよな、と鳥肌立てながら思いました。

 

今まで発売されたフィギュアや書籍などが並ぶコーナーは圧巻の一言。おそらくあれもわずかほんの一握りで、実際にはもっとあるんだから恐ろしい。いくら金を絞り取れば気がすむんだお前らは

 

そのほか、各作品各サーヴァント、マスター等の声優さんや舞台での演者さん、コミカライズ作者さんのサインの入ったグッズやポスター、色紙の展示。この辺りは撮影可能エリアだったんですがSNSに載せてはいけないとのことなので公開しません。あんなバチクソエモい雰囲気の中「あ、ひみのサインだw」ってなった。壊れる〜声豚になりそうよ

展示の最後には、ヒロインとの絆を紡いできたSorrowをbgmに、映し出される英国の風景をバックにただ一本佇む騎士王の剣。憎いよお〜演出が憎い。

 

といった感じで、バッコリ楽しんできた最後に待ち受けていたのは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

型月「理解したか?これが財布(モノ)を殺すってことだ」

ぼく「限度(いのち)を知れ、吸金鬼(タイプムーン)」

 

 

 

極彩と散ったが?w

財布オワオワリで〜す(バロキッズなみかん)

 

 

 

 

それでも───俺は、間違えてなどいなかった───

(計2万しないくらい)

(ポンと学ぶ都会の歩き方に続く)