人生クソ怯み

ワクワクのもっと先へ物語は続いていくんだ twitter→@solf_poke

ベディヴィエール(FGO)と衛宮士郎を重ねて見てしまう話

※FGO6章のネタバレを含んでいます

Fate/staynightのHF、Réalta Nuaのネタバレを含んでいます

※いうてここにアクセスしてる人間全人類知ってるやろW

 

 

 

 

 

 

ソルフです。

もう全人類から114514回ほど言われてるし俺自身何回か話題にしたことがあるけどここいらで(FGOの)ベディヴィエールと士郎が似てるなあって話をしようかと。似てるというかベディのFGOにおけるキャラ設定をする際に士郎を意識してやったのかなあ、っていうのを書いていくくらいの内容。

 

その1 剣を摂れ、銀色の腕

ご存知ベディヴィエールの宝具。単純に「スイッチオン・アガートラム」という名前が士郎のトレース・オンと似てるなあというのもありますがまあそれはさておき。

元は隻腕の剣士だったベディヴィエールですが、マーリンによって義手型の宝具を身につけています。故に五体満足、未来悟飯さえ許さなかったCEROもこれにはご満悦。

その宝具の正体はヌァザの義手でもその模造品でもなく、義手に偽装された神造兵装「約束された勝利の剣」そのもの。

もちろんただの人間の身に扱えたものなどではなく、宝具を使えばエグい削り方のスリップダメージが襲ってくるタイプのものです。使えば使うほど肉体が使い物にならなくなっていくやつ。それを承知で宝具をふるい、我が王に聖剣を返すべく戦うベディ、まあ惚れるよね。

 

対して衛宮士郎、HFルートではこの世すべての悪の暴発からイリヤを守る際に片腕を失います。アーチャーも凛を守る際に痛手をくらい、存命不可の状態に。ここでアーチャーがその腕を士郎に移植することで、士郎は全ルートでも最強クラスの戦闘能力を手にすることとなります。

ここから先はまだ映画になってない部分なのでこう、ここまで読んでくれた人間は全人類HFの内容をすべて知っているという前提で書きたいのでまだ内容知らないよーって方はここら辺で読むの切り上げるのをお勧めします(最終勧告)うるせえレアルタヌアやれ

ご存知の通りアーチャーの腕は使えば使うほど体が剣になっていく(物理)シロモノで、その苦痛もとんでもないものになっています。杉山兄貴迫真の叫びほんとすき

しかし士郎もそんなこと承知でどんどん腕を使っていきます。そのせいで進み方によってはセイバー戦で果てたり聖杯壊すタイミングで果てたり…。サバイバーズギルトって怖いね…。

特にコトミーと殴り合わずに聖杯を壊す場面ではイリヤが来ることもないので自力で破壊するほかないのですが、“知りうる最強の剣”を投影して聖杯を破壊しに行って消息不明。一体どんな宝具投影したんでしょうねえ…。

命を削る片腕って結構性癖に刺さりますね?ちなみに好きな持ち物はいのちのたまです

 

その2 セイバーを求めて長旅、アヴァロンへ

長旅の次元が想像超えてくるのやめろ

ベディの方は聖剣を我が王に返すために人間の身で1500年以上彷徨い続け、アヴァロンにまでたどり着きます。もちろん我が王はアヴァロンにはいないので(目的地は決まったものの)旅は続行。この時点で既にもう生ける屍の状態だったそうな。これだけ長い時間が流れていて、それでも諦めない精神性。最後の最後には我が王のもとにたどり着き、激闘の末聖剣を返還し、ようやく眠りにつくことができた、という…。本当に良かったですね。

 

Réalta Nuaというお話の中での士郎は、ただひたすらセイバーを求めて歩き続けるというものです。一番最初に聖杯戦争の記憶の回想があるのですが、おそらくFateルートの延長上…その先もきっと色々な選択肢があるであろうルートの中の一本…?

雑に言っちゃえば、アーチャーと同じような存在になってしまった士郎。しかし彼自身には既にちゃんとした目的があって、そのためにずっと進み続けていた、と。それが“あの時に見た輝き”、セイバーと出会うこと。そのためにずっとずっと歩き続ける。そしてセイバーはずっとずっと待ち続ける…長い時を経て、(アヴァロンにて?)ようやく再会する、といった流れ。絶望的な時間の差がある中、士郎は歩き続けたし、セイバーは待ち続けてようやく叶った再会。泣くよね。泣け。

 

士郎もベディもセイバー、我が王を求めてただひたすら、いろんなものが擦り切れてもそれでもただひたすらに歩き続けた、という。それはもう一種の鉄心であるとも(実際にRéalta Nuaでは鉄の心と表現されていた)。

 

 

 

1といい2といい、両者の異常性がビンビン感じ取れますね。本当に恐ろしい二人です。そんなヤベー設定似せなくていいから(良心)意図せず似たならあまりに業が深いぞ…。

そんなこんな、ベディ見ると士郎を連想しちゃうなあという話でした。

こんなトンデモ設定しやがった偉大で敬愛なる奈須きのこ大将軍は早く月姫リメイクを出せ

 

 

 

 

 

え?ネロ祭?いや、やってないっすけど…(おわり❤️)

 

〜追記〜

ベディの設定桜井が練ってきのこが監修しただけらしいよ