G-solf Advent Calendar 2021 | 9日目
今回はアニメじゃなく漫画の紹介
ソルフです。
ゲッターのススメ第四回の今日はなんと4本紹介。
(そんなにいっぱい紹介するのめんどいのでまとめてざっとになるけど)
超大雑把にまとめると
人類にとって
邪魔な存在
全部滅ぼす!!!!!!!!
嘘は言ってない。理不尽には理不尽をぶつけんだよ。
ススメの第1~3回で「ゲッターが生存競争の話である」ということはご理解いただけたかと思いますが、いわゆる"ゲッターロボサーガ"と呼ばれる漫画版は、それらの話の究極にあると言っていいでしょう。
続きものである関係上、それぞれの作品のあらすじを書いちゃうと速攻ネタバレになるのであっさりと紹介します。
人類にとっての脅威となる存在を予見していた早乙女博士は、自身が発見した超エネルギー"ゲッター線"を用いてゲッターロボを開発。しかしこのゲッターロボは常人に扱えるものではなく、強靭な肉体を持ったパイロットを3人も必要とする代物であった。
そこで早乙女博士によって見出されたゲッターチームの3人は力を合わせ、地球の先住民"ハチュウ人類"をはじめとした、次々と現れる様々な人類の脅威に立ち向かうこととなる…。
超あっさりだけど嘘は言ってないかな(ゲッターチームのメンバーが変わらないとは言ってない)
作品としてはゲッターロボ→G→號と続き、それぞれのシリーズでゲッターチームが搭乗するロボットや敵勢力が変わります。が、基本的に「3人で力合わせて強敵を倒そうぜ」というスタンスは変わりません。
時代が進むにつれてキャラクターが成長、変化していくのもシリーズ物の醍醐味ですね。まあ號で急にガラッと(なんなら作風まで)変わるんですがネ…。でも最初学生運動なんてヤンチャ(ヤンチャで片づけられるとは言ってない)やってた神隼人が軍の司令官としてビシッとスーツ着てるのはちょっと感動するよねえ 「これから先貴様に地獄を見せる男だ」とか言い出すのはよくないけど…。
ちなみに真はGと號の間、というよりは號の前日譚に当たりますので時系列としては號より真の方が前ですが、先に號を読んでおくのが吉。
シリーズ一貫して、「モブ厳(モブだけじゃないかも)ここに極まれり」という感想。小さい子供でも容赦なく死ぬので心を強く持って読みましょう。残虐な描写もいっぱいあります。しかもこの残虐性、人類に対してのみのものではなく敵サイドや第三者サイドも容赦なくえらい目に遭うので心の落ち着くタイミングがなかなかない、と。まあそこもゲッターよね〜
また正直言えば、初代とGは「古いロボットマンガ風」の絵である上にストーリーも子供向け(表現まで子供向けとは言ってない)なため、ロボットのカッコよさのみで読むタイプの人間には辛いかもしれません。5巻だから頑張って…。また、號に入った瞬間にストーリーが難解なものと化すのでギャップで風邪をひかないように。
個人的に読んでて面白かったポイントは
・シリーズ物特有の大河ドラマとしての面白み(人間の成長、一生的な)
・主役機の動力のわりにほぼ悪役みたいな扱いのゲッター線
・思った以上に野蛮すぎる登場人物の面々(敵味方問わず)
・各作品終盤で急に牙を剥き出すゲッター線
・不穏な描写しかないゲッター線
・ゲッター線
あとはOVAのいろんなシーンの元ネタが出てくる(それはそう)ので「進研ゼミでやったやつだ!!」になれて幸せになれるかもしれない
アーク除いて12巻、アーク含んでも15巻。思ったより軽い気持ちで読める巻数なのでぜひ読んでみてください!!
(なお自分はアークはアニメしか見てない模様)(明日のアークの紹介はアニメのみです)