※本記事の記述は実在の作品とは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。
※私自身はなんらかの作品を世に出したことはありません
※ジョークなので真に受けないようお願いします
ソルフです。
私は普段からいろんな妄想をしながら日々を過ごしています。物書きではないので世に出ることはありませんが、自分で物語を作っちゃうこともしばしば。
そんな私がよく考えがちなこと。
「あの作品、もうちょい別な展開できなかったかな」
「俺ならこう作るけどな〜〜〜」
これ多分自分以外の人にもあることだと思うんですよね。
(というか世のロボットアニメを見てると「俺(脚本)の考えたガンダムかな?」と思うような作品がそこそこあったりします)
その「俺ならこう作るぜ!!」的な考えが思いの外うまくまとまったりすることもそこそこあると思います。
そこで”””自分の作品として”””他の人にも見てもらいたいけど、でもそんなことしたら有識者から「これ〇〇のパクリじゃん」って言われてしょげることになるんやろなあ〜〜〜でその妄想に蓋をするところまで、全人類共通のあるあるなのかなと思います。
まあ待て、早まるなと。まだそれに蓋をしてその記憶を忘れ去っちゃうのには早いぞ、と。
今回紹介するのは、そんな妄想をうまいこと世に出せる形に昇華する方法です。
私は「ガンダムX式妄想昇華法」と呼んでますが、ちょっと長いので、ガンダムXの登場人物から引用して便宜上”ニート昇華法”とでも名付けましょう。
最初にざっと手順を紹介します
① 作品を自分の考えで作り変える
② 作品内に用いられる名称を全てオリジナルのものに置き換える
③ 10年単位で時間を経過させた世界観で、新たに作品を作る
④ ③で作った作品を世に出す
これだけ。ね?簡単でしょ?
上記手順について順に解説していきます。
① 作品を自分の考えで作り変える
これは普段皆さんがやってる妄想そのまま。特に何かを語ることはありません。
強いて言えば、これからの手順のために「世界観のほつれのある箇所」を確認してください。既に完成されてるものに素人が手を加えてるので、大体どこかしらが崩壊しています。ただ、無理に修正しようとしても難しいのでそこの対応は②で行います。
② 作品内に用いられる名称を全てオリジナルのものに置き換える
ここまでは自力でたどりつく人も多いかと思います。そのまま出したらただの二次創作、それを悟られないようにするためのここの処理。
で、このタイミングで時代なんかを変えてみるのもアリかもしれません。その上で、①で発生した問題を時代や世界観のせいにしてどうにか解決してあげるという手法。暦を一新するなど、ガンダムでやりがちな手法ですので困った場合はお試しを。
③ 10年単位で時間を経過させた世界観で、新たに作品を作る
ここで疑問に思った人、多いはず。
「え?ここから新たに作品作るの?」
そう、作品を作るんです。当たり前でしょ 名前変えただけじゃパクリ扱いされるニキまってんじゃん!!なんなら世に出すのはこの③で作った作品のみです。
重要なのは「組み替えた作品から地続きの作品」であるということ。
いわゆる、プログラム的なものをかじったことのある人間の共通認識として絶対にあるものがあります。それは、
アーキテクチャの考えに則って作られた美しいプログラムは、機能追加や拡張が(ある程度)容易である
ということ。
売れる作品は世界観の土台が大体しっかりしています。そして、それをもとに妄想して、さらに「うまくできた!」という妄想があるのなら、それの世界観にも綻びはないはず。つまりはそこから新たな作品を作ることができる、ということです。続きを作れないようじゃその妄想は所詮その程度ということです。
面白い妄想話を作れるくらいの技量があるのなら、新たに話を作るのなんて(アイデアさえあれば)チョチョイのチョイのはず。しかも道は既にできているのです。自然のまま、手付かずの広大な大地を走るのは非常に難しいです。ですがあなたの”出来のいい妄想”という舗装された道がしっかりできているのであれば、あとは走るのみ。
この続編作りにおいて重要なのは主人公のポジション。いわゆる前作主人公の息子みたいな七光りにしてしまうのか、それとも前作の大きな出来事を幼少期に体験したタイプのちょっと重めの設定のキャラにするのか。それとも前日譚を読まない(世に出さないので読めない)読者が一番感情移入しやすい、な〜んも知らないタイプのキャラにするのか。その辺りが肝になってくるかと思います。
ちなみに①②で考えてた作品(前日譚や前作にあたるもの)については必要になった時点でちょくちょく設定として出していく程度で、その全てを公開してはいけません。そんなことしたらパクリが露呈して冷めた目で見られるぞ!!
④ ③で作った作品を世に出す
なろうあたりに出せば完成!簡単ですね。
このニート昇華法、いいところが
・組み変えにつぐ組み変えで世界観のパクリがバレづらい
・自身がよく理解している作品をなぞっているのでキャラクターの芯がブレにくい
という点。最高の妄想昇華法じゃ〜ん…自分で書いてて感動しますわ
下手に大ヒットして「この作品の数年前には何が!?」とか期待されだしたりしなければ前日譚なんざ出す必要はないし、なんなら前日譚も後から頭空っぽにして作り直しちゃえばいいんですよ(終わりの始まり)(待ち受ける世界観大崩壊)
というわけで皆さん。
ぼくのかんがえたさいきょうのifルートの続編、世に出してみてはいかがでしょうか!!!!次代のニュータイプは君だ!!!!!!!!!!
私はそんなんしたことありませんが
変なことせずに最初っから二次創作として出せばいいんじゃね