人生クソ怯み

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シン・エヴァンゲリオン 感想

※本記事はシン・エヴァンゲリオンのネタバレを含みます

※情報が足りてないので(おそらく)的外れな解釈を含みます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソルフです。祝・緊急事態宣言解除!

そしてついにシンエヴァが公開されましたね。 せっかく2月にTV版エヴァを見切ったということで、自分も先週見に行ってきました。

昨日Twitter上でのネタバレ解禁ということで、今回は感想記事の方を上げちゃおうかと思います。いやどうまとめればいいかわかんなくて一週間放置してただけなんですがネ…。

 

まず真っ先にでた感想としては、「変に続編を感じさせるものとか残さずすっきりと終わったな よかったなぁ〜」でした。

結局終わらせきれずにまたもう一個ぐらい作るんじゃないか、とか見る前は思ってたんですがそんなこともなくちゃんと「さらば、すべてのエヴァンゲリオン」でしたね。

サブタイトルが一挙に流れる演出(今までの感じ見るに庵野さんメタい表現が好きなだけかもしれないけど)とか、カヲルくんの「円環」って言葉を真正面から受け取るならTV版、旧劇場版、新劇場版といった世界観はループによって繋がっていて、今回のシン・エヴァンゲリオンで全てのエヴァンゲリオンパイロットの呪いを完全に破棄しその流れを断ち切った、という形に見えました。

で、やっぱり「ゲンドウとの相互理解」がキモだったんだなと。TV版、旧劇場版、そして今回の全てにおいて、ゲンドウが主導権を握って人類補完計画が為されるという流れであったため(しかもどのルートでも目的が途中でユイとの再会にすり替わっていた)、基本的にゲンドウは他人との理解を果たすシーンがありませんでした。が、今回シンジとの語らいを通して、ようやく人類補完計画問答"碇ゲンドウの場合"が行われるに至ったのかな、と。

あとゲンドウの失敗は式波シリーズにもあるのかもな、と。序盤のお話だと綾波シリーズは元々碇ゲンドウの息子であるシンジに好意がむくように作られてるって話だけど、おそらく式波シリーズもおなじでシンジに好意が向くように作られてたんだろうな、と。旧の方だと加持さんに向いてた興味がシンジに向いちゃってたから破での分岐が起きちゃったのかな、というのもちょっと思いました。まあ結果論だけど…。

 

こうやって考えてみると、シンジってちゃんと主人公してたんですね。豆腐メンタルとか好き放題言われてたけど、結局TV版も旧劇場版もシンジは自己肯定をしっかり持って(単純に融合を拒絶された部分もあるけど)現実に還ってるんですよね。今回も序盤こそ失語症の廃人だったものの、アヤナミレイとの交流を通して復帰、人類補完計画が完全に果たされる前に自己肯定感を持つことができて(しかも都合が良すぎるくらいにコトの理解力がマジで限界突破してる)、父親と対峙する気になれたと。正直めちゃくちゃかっこよかった。エヴァパイロット達を解放していく流れほんとすき

 

 

ただ一点、これは自分が「あーやらかしたな」と思ったのが貞本エヴァを読んでなかったこと。これが本当に最大のやらかし。完全にマリの正体が皆さんご存知ですよね状態で進んでて「ウワーーーーーー読んどきゃよかったな…」という気持ちになりました。いやマリの話は2月とかにネットでエヴァの考察とか読んでるうちに自然に入ってきちゃったんで知識としてはわかっちゃいたんですがしっかり読んでたわけじゃないので完全にやっちゃった、という感じでした。

 

 

 

あとトウジもケンスケも委員長も生きててよかったね

最後新海誠作品になったの笑顔になっちゃった

製作陣の皆さん本当にお疲れ様でした、いい作品をありがとうございました。