※本記事は劇場版HF2章とvita版同範囲のネタバレをガッツリ含みます
※それ以降の内容はあんまりバレないように頑張ります
ソルフです。いろいろ諸々で忙しい中なんとかHF2章を見てきました。
映画ってすごいね。映像だからめちゃくちゃわかりやすい上に原作の内容にさらに補完していくんだもん。
とにかく語りたいことがたくさん。ざざーっと感想書いていきます。
当たり前の話、いろいろ省略されてましたね…「衛宮くんの本分は強化じゃなくて投影なのよ〜」ってお話とか、慎二からのお電話とか。まあ確かにさほど本筋に関わるような話じゃないので飛ばすのもわかるなーという感想。前者については他のルートでも同じようなこと毎度やってるしね。あの内容量を2時間に縮める技量とんでもねえ。アニメーターさんってすげえ。でもローレライ聞きたかったよ俺は。
しかしながら肉付けするところはしっかり肉付けされている。何あの白髪の士郎。なるほどうちの例の記事が伸びるわけだ…。桜を選ばなかった正義の味方としてのエミヤシロウ。度々頭をよぎり、桜の首を撥ねとばしていく。士郎が泣き叫ぶのもわかる。
「裏切るのか」
「ああ…裏切るとも」
ここのシーンのセリフ、地の文としてもあったけどまさかそんなふうに表現するとは。ただの自問自答なのではなく、正義の味方エミヤシロウからの問いかけへの答え。理想の自分との決別。士郎がとっても人間くさくて「これがHFルートなんだなぁ」っつった。
一番グッときた肉付けは藤村センセの語り。あれで同時に二人の心を救ってるんだからすごい。特にイリヤに関してはゲーム上ではどのルートでもキリツグが実はアインツベルンの城のすぐそこまで来ていたことを理解していなかったので、なんと映画のこの補完によって"キリツグは裏切ったわけじゃなかったとイリヤが理解できた唯一のルート"になりやがったわけで。え?尊い。尊い。映画終わってからマジで語彙力消失してました。
映画オリジナルパートの話ばっかになってるけど映画の魅力の一番のところはやっぱ最the高な映像表現。菌類の書く話もそりゃあもちろんだいすきだけどやはり文章による表現には限界というものがありました。ufotableは神。梶浦さんの曲も神。士郎と慎二の対決、レイン、姉さん、ユスティーツァ、達者でな遠坂。神シーンが多すぎて長くなりそうだからグッと来まくったところだけ。
セイバーオルタとバーサーカーの対決。あいつらおっかなすぎだろ。途中からドラゴンボールだったぞ。バーサーカーが回り込んで地上に叩きつけるやつとかドラゴンボールでめっちゃ見た気がする。ヤムチャ視点。影とセイバーオルタの連携があまりにも強くてビビる。こいついつも拘束されてんな。バーサーカー再起動するの毎度かっこよすぎる。しかしセイバーオルタの真名解放にゃ敵わない。川澄さんエクスカリバーやるとき毎度辛そうだし叫ばなくてよかったね…。
あと桜が夢の中(夢の中とは言ってない)で暴走し始めるシーン。あのシーンとかゲームじゃ暗転してたしなにがなんだかわからなかった。くすくすと笑ってゴーゴーってなんだどうなってんだ…???って思ってたけどあんな感じでトリップしてたんですね。飴玉やめろ。お前は魔人ブゥか?????AUOも強かったけど相手が相手でしたね。
そして桜が黒桜化するシーン。慎二殺した後の自分が何やったか理解できてないしたくないみたいなCG再現してくれたのめっちゃ嬉しかった。だんだん自分がやらかしたことに気づいて絶望がどんどん深まって…。
アンリマユ「パイルダー・オォン!!」
飛ばせ鉄拳、ロケットパンチ。今こそ全人類を虐殺だ。無敵の黒桜誕生。周りで踊ってるアレがかわいかった。3章が楽しみですね。
って感じで。どこ切り取っても大興奮のHF2章。2回目見にいきたいくらいにはいい作品でした。おわり。
桜エロすぎてエッチ魔神エロエロエロ危なかった